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理想の副業とは?メリットから考えてみます

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理想の副業って、どんなものをイメージしますか?たくさんお金が稼げる、社会貢献、スキルアップなど、色々なものが浮かぶかと思います。

ここでは、私なりに、理想の副業とはどんなものなのかについて考えてみたいと思います。


そもそも副業のメリットって?

そもそも副業のメリットって?

そもそも副業ってどんなメリットがあるのでしょうか。私が考える副業のメリットは大きく以下の3つです。

  • 収入アップ
  • スキルアップ
  • 人脈が広がる

収入アップ

収入に関してはあたりまえですが、例えば、以下のような情報もあって、多くの人が期待している部分かと思います。 news.yahoo.co.jp

後述するように、本業以外の収入がある一定程度あると、精神的にも安定しますし、何より少し余裕を持った生活ができますので、まず一番最初にあげられるメリットです。

スキルアップ

しかし、副業のメリットはそれだけではありません。 次に上げられるのはスキルアップです。本業では中々できない業務にチャレンジできるのは大きな魅力です。

例えば、エンジニアの場合、覚えたてのプログラミング言語を使って開発をする、SNS運用のアルバイトでノウハウを手に入れる、Webデザインの副業で、普段はフロントの人が担当するヒアリングや要件定義を経験するなどが挙げられます。

本業でできない経験ができるので「本業とは別のことが本当はやりたい」という場合に、まずは副業でトライして、収益のめどが立ってきたら、副業を本業にする…なんてことも考えられます。

人脈が広がる

また人脈が広がるという点も大きなメリットといえます。

例えば、引っ越したばかりの土地でアルバイトをして、引っ越し先にも気軽に遊べる友達ができた、なんて話も聞きます。また、一緒に起業するためのよいビジネスパートナーに出会えたり、本業でも一緒にビジネスができる人が見つかったり、といったこともあります。

このように、副業には大きく3つのメリットがあるのですが、これはとても直接的なメリットであって、この3つだけを考えて副業を選ぶのはあまりおすすめできません

そこで次に、副業の「本質的なメリット」について解説してみます。


派生して得られるメリットが、実は本質的

派生して得られるメリットが、実は本質的

ここまで紹介したように、副業には大きく3つのメリットがあると考えます。しかし実はこれはとても直接的なメリットとなっていて、上記の3つのみにこだわるのはあまり本質的ではありません。

では、副業の本質的なメリットって何なのでしょうか。私が考える副業の本質的なメリットは次の3つに集約されます。

  • 会社に依存しなくなる
  • 収入が安定する
  • QOLが上がる

会社に依存しなくなる

副業で多少なりとも収入が増えることで生活が楽になりますが、もう一つの側面として、本業の収入のウェイトが下がるというものがあります。

今までだと、クビにされたら困るという観点から「会社 >> 自分」の関係の中で働いていた人も多くいるかと思います。しかし副業で5万程度でも稼げているとこのパワーバランスが変わり「会社 >= 自分」となり、もっと稼げたり、稼げるアテができたりすると「会社 = 自分」という形にすることも可能です。

パワーバランスが変わることで、本業に対する向き合い方も変わります。やめられない…から、いつやめてもいいけど、今はまだ残ろうという気持ちになるのは、精神衛生上とてもよいといえます。

収入が安定する

副業の収入というのは、あたりまえですが本業とは違うところから発生します。自分を会社に例えると、大企業の1社の下請けでそこの仕事しかしてこなかった会社が、他の取引先を見つけてきたのに等しいです。

会社も大手一社依存ではなく、複数社に分散して収益を立てたほうが安定するのと同様で、私たちも本業一社からの収益だけで生計を立てるよりも、複数社から収益があったほうが安定します。

例えば、本業の会社が倒産の危機に瀕したり(最近は全然あり得ますよね…)、昨今の緊急事態宣言などで出社できなくなって、収入が激減してしまう人なども、バックアップの収入減があるということになるので、生活が安定しやすいということです。

QOLが上がる

最後に、一番重要なのがQOLです。いくらお金が入っても、土日働きすぎて気持ちの余裕がなくなった…ということであれば、副業をする意味が薄れてしまいます。

もちろんお金が全く足らないということであれば、副業もがんばって生計を立てる必要がありますが、少し余裕がある人の場合、いかにQOLが上がるか、はしっかり考えたほうが良いです。

例えば「大好きな趣味を仕事にする」などは、副業の選択肢として良いといえます。また本業でできない「社会貢献をしたい!」という人は、こうした側面の強い仕事をするなどもあります。

ちょっと贅沢がしたいだけ、という場合、何十万も稼げるが大変だったりリスクのある仕事を選ぶのではなく、「2,3万程度コツコツと稼げる副業を選ぶ」承認欲求が足らない!という人であれば、「人前に出るような副業を選ぶ」などもあります。

いずれにせよ、自分が副業に求めているものをしっかり考えて、あまり欲張らず、欲しいものが手に入るような副業を選ぶのがQOLを上げるコツといえます。


理想の副業はメリットを全部かなえること

理想の副業はメリットを全部かなえること

前置きが長くなってしまいましたが、では一体理想の副業って何なのでしょうか?ここまで紹介してきたメリット全部をかなえる副業が理想なのでしょうか?

私は、ここまでの全てをかなえる副業はほとんど存在しないと考えています(もし存在していたら、皆さん同じ副業をやってますよね…)。しかし、本質的なメリットを得るというだけであれば、できる可能性があります。

この本質的なメリットを得るためには、以下の2つの観点を抑える必要があります。

  • 本業にないものが手に入る副業
  • 本業に活かせる副業

本業にないものが手に入る副業

「本業にないものが手に入る」というのは少し幅広い定義ですが、PHPを書ける人がPHPの副業をするのではなく、Pythonの副業をする、といった形で「本業では手に入らないなにか」が手に入るかどうかは、副業を考える上で重要です。

例えば、スキルアップであったり、人脈といったものは「本業では手に入らないなにか」の典型的な例です。また、リモートワークというのもあります。本業が出勤を伴う仕事の場合、リモートワークの副業をすることで、緊急事態宣言下でも収益を立てられる、という手段が手に入ります。

本業に活かせる副業

もう一つの要件は、副業で手に入れたスキルが「本業に活かせる」です。 本業では持てなかったスキルを手に入れ、手に入れたものを本業に返すサイクルが作れるようになると、副業をやることで本業の評価が上がるというサイクルになります。

副業による収入+本業の評価が上がれば、会社への依存度が減るだけでなく、会社でのプレゼンスが上がるため承認欲求が満たされ本業が楽しくなるのではないでしょうか。キャリアパスにも影響を与えてくれるだけでなく、QOLも上がる…と考えています。


2つのポイントに当てはまる副業ってなに?

では、こんな副業って本当にあるのでしょうか?実際の例を見てみましょう。

例えばエンジニアの場合…

エンジニアさんの場合、例えば副業ではあえて本業とは違う言語の案件にチャレンジするなどがあります。普段PHPを書いている人がPythonで副業をすることで、徐々にPythonが得意になり、ひいては社内でもPythonの案件を担当できる可能性があります。

また、インフラ担当の人が、敢えてデータベースを担当する、というのもあります。最初は大変ですが、本業ではなかなか経験できないスキルを持つことで、本業でもマルチに活躍できたり、希望によってはデータベースの部署への配属なども考えられます。

例えば営業の場合…

営業さんの場合、例えば本業で取り扱っている商品の制作側を副業でやるというのもよいでしょう。実際に制作に携わることで、営業の場面でもトークに影響が出せるだけでなく、リモートワークの制作現場であれば、外出禁止となっても収益を立てることが可能になります。

例えば事務職の場合

事務職の場合、インストラクターや講師系の副業がおすすめです。事務職が持っている実務的なスキルを教える立場になるため、自分のスキルに対する理解が深まるだけでなく、資料作成や説明スキル、人前でのプレゼン能力などがスキルアップします。これはどれも本業で役に立つでしょう。

このように、本業にどう還元していくかは、業務内容によって大きく変わります。ただ共通しているのは、本業で手に入らないが、本業であると便利、といった観点で出てくるスキルだということです。皆さんも自分の本業がどういう職で、どういうスキルが求められているのかをよく考えて副業を選んでみてください。


まとめ

副業というと、夢のあるアフィエイトだったり投資の情報が多い印象なのですが、私はどちらかというと、それよりも「本業とどうやってシナジーをだしながらQOLを上げていくか」といった視点で考えています。

副業選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。